医療と介護に関わる仕事をする上でのやりがいは何なのか、ということを疑問に持つ人もいるでしょう。自分の身を犠牲にして患者や高齢者のために尽くしているというのが疑問に思えて仕方のない人も世の中にいるのは事実です。医療／福祉の仕事は患者や高齢者がより健康的に過ごせるようにサポートしていくということが大切であり、そのために奉仕の気持ちを持つことが大切になります。そうすることで患者や高齢者がどういったことを望んでいるのかということをよく理解し、それに対してそれぞれの専門的な立場から最大限のサービスを提供していくことができるようになるからです。こういった形で、相手のことを理解してそのニーズに合ったサービスを提供できるようになるということがやりがいの一つとなります。それができるようになると、自然に相手から感謝されるようになります。それが仕事やりがいとなってますますよいサービスを提供しようと努力できるようになっていくのです。
このような正の循環を生み出せるようになると医療業界でも福祉業界でも心からやる気を持って仕事に取り組んでいくことができるようになります。その原動力となっているのは、相手に対して貢献をしたいという奉仕の気持ちに他なりません。奉仕精神を少しでも持っている人であれば医療／福祉の仕事に就いて、自分の専門の力を発揮して貢献していこうと考えるとやりがいを持って取り組んでいくことができるでしょう。